キャベツはフランス語で"Chou"と綴り、「シュー」と発音します。英語の「クリーム」をくっつけると、美味しい「シュークリーム」になりますね。シュークリームの形が丸いキャベツに似ていることから、フランス語の「シュー」が使われるようになったそうですが、フランス語と英語を組み合わせてしまったところが大胆ですね。
ノルマンディに暮らしていた頃、とんかつを作ると、やわらかくて噛むと甘みのある、日本のキャベツの千切りが恋しくてたまらなくなったものです。「シュー・ブラン(白キャベツ)」と呼ばれるものがあり、このずっしりと重いキャベツで試しに千切りをしてみたことがあるのですが、かたくて食べられたものではありませんでした。
見た目は緑ですが、ざっくり切ると中が白いので白キャベツだそうです。
その他にもいろいろな色や形のキャベツがありました。
「シュー・ルージュ(赤キャベツ)」または「シュー・ヴィオレ(紫キャベツ)」と呼ばれるようです。さっとゆがいてサラダとして食べると美味しいですね。
日本では「サボイキャベツ」または「ちりめんキャベツ」とも呼ばれていますね。ロールキャベツにすると最高なのです。
「シュー・シノワ(中国キャベツ)」
そう、白菜です!ノルマンディでも、アジア食材店や大きなスーパーで見つけることが出来たので、餃子やお鍋をする時に買っていました。そうそう、浅漬けなども作って食べていました。
「シュー・ド・ブリュクセル(ブリュッセル・キャベツ)」
日本では芽キャベツと呼ばれていますね。
芽キャベツがこんな具合になるものだとは知りませんでした。可愛いですね。
そしてこちらは、観賞用のキャベツたちです。
こんな可愛い写真も見つけました。
ちなみに、「シュー」という単語は、「モン・プチ・シュー(私のキャベツちゃん)」というように、愛情をこめて誰かを呼びかける時にも登場します。また、話し言葉で「素敵な」というような意味もあり、フィリップの娘のマリオン(16歳)の口癖でもあります。日本へ遊びにやって来た時も、お店で何かいいものを見つけるたび、「セ・シュー!」と叫んでいました。
さぁ、今日からいよいよ10月、Douce Franceの活動開始です。小雨が降り、ちょっと物悲しい朝ですが、元気にがんばります!
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