2016年3月18日金曜日

ドゥニーズの愛情カーテン

昨日、ドゥニーズが手作りのカーテンを届けてくれました。我が家の小さな玄関からダイニングルームへ続く扉の内側につけるカーテンです。冬には玄関からの冷気を、そして夏には外からの熱気を遮ってくれます。今までは、あったものを再利用して、白い何の変哲もないカーテンをつけていたのですが、ドゥニーズが私の好きな色や飾っている額やランプの色合いに合わせ、生地を選び、愛情をこめて縫ってくれました。


手先が器用でセンスの良い彼女らしく、細かく縁取りを入れ、裏地まで付けてくれました。フィリップも私もとても気に入って大喜びです。


フランスのそば粉で本場のガレットを~聖燭祭の晩に」「ドゥニーズの愉快なハロウィン・パーティ」「月の美しい聖ミシェルの晩に」など、たびたびこのブログに登場しているのでご存知の方も多いかもしれませんが、ドゥニーズとミシェル夫妻は私たちの昔からの友達です。実はドゥニーズは、私たちが11年前にノルマンディの役所で挙げた結婚式で、私の立会人としてサインしてくれた特別な人でもあります。

2年前、ミシェルがめでたくフランスから青森県へ転勤となり、二人がおいらせ町に暮らし始めたおかげで、こうしてまた交流できることをつくづく幸せに思います。フィリップにとっては、母国語を思う存分話せる友達という点で、ありがたい存在でもあります。昨日も、一緒におひるごはんを食べたべジキッチンまいまいさんで、二人の会話が盛り上がっていましたよ。彼らの軽快で遠慮ないやり取りを聞いていて、大笑いしてしまうことがたびたびあります。性格は全く違いますが、なんとも良いコンビです。


予定では、ミシェルの日本勤務はあと一年。お互いに忙しくて頻繁には会えませんが、そばに居ると思うだけでなんだか安心します。ドゥニーズの愛情のこもったカーテンを眺めながら、心優しい夫妻に心から感謝する、金曜日の朝であります。

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