鯉のぼり

こどもの日の今日、八戸市は残念ながら曇り空となってしまいました。２階の窓から、ご近所の鯉のぼりが見えます。

天気など関係ないとばかりに、元気に泳いでいるのを眺めながら思い出したのは、ノルマンディに暮らしていた時に作った、こちらの「鯉のぼり」の額です。

 

絞りの帯締めを背景に、着物の裏地で作った「鯉」の文字を泳がせてみました。模様が彫りこんである白木の額は、「屋根よりた～か～い～」と鼻歌を歌いながら、茶と白でペイントしました。

踊る「タンゴ」と節句の「端午」をかけてふざけて作った、詩のようなものもあります。

鰯じゃないし、鯛じゃない、
鱒でもないし、鮭でもない、
鮪でもなけりゃ、鮒でもない。

五月晴れの空、
タンゴ（端午）を踊るは、鯉のぼり。

この額は、幼馴染の青木由佳ちゃんのお宅へ去年お嫁入りしました。手元に届いた折に撮って送ってもらった写真を大切にしています。

 



幼馴染の中学生の時のままの笑顔を見て、あの頃の様々な思い出が蘇って来た、月曜日の夕方であります。

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