このブログのカテゴリー「Le Plaisir (ル・プレジール)」でご紹介しているように、パティシエの隆悦さんと喜代美さんとはご縁があり、親しくお付き合いさせて頂いております。近い将来フランスへ渡る予定の慈子さんと翔くんに、大先輩である隆悦さんのフランス修行時代の3年間の、その貴重な経験談を伝えてもらう良い機会になればと思い、みなさんをご招待させて頂いた次第です。
当日はTSUTAYA八戸ニュータウン店 Vida Caféでのレッスンが15時まで入っており、あまり時間がなかったので、3人のパティシエさんたちにもお手伝いをお願いしました。隆悦さんは、アペリティフにと2種類のキッシュと2種類のシューを持って来てくださいました。さすがは隆悦さん、至福の美味しさでしたよ。
フィリップは、繊細な味覚を持つ3人のパティシエと喜代美さんに、さまざまな風味の手料理を食べて頂こうと、下準備に励みました。
前日には2種類のケーク・サレを焼きました。こちらはオリーブと鶏肉入り。鶏肉は二人で大騒ぎしながら、鍋型スモーカーを使って桜のチップで自家燻製したんですよ。
もう一種類は、サーモンたっぷりのパン・ド・ポワソンです。
昨日15時半過ぎに八戸市から帰宅するなり、フィリップは霧の立ち込める庭に出て火を起こし、まずは豚肉をBBQでグリルし始めました。バルサミコ、マイユの粒マスタード、そして今年私たちが一押しのMiel et Miels(ミエル・エ・ミエル)の「ジュラ地方のもみの木のハチミツ」でマリネしたフィレ肉を、りんごの枝でじっくりと焼き上げました。
Miel et Miels(ミエル・エ・ミエル)
ジュラ地方のもみの木のハチミツ
2016年パリ農業コンクール銀賞受賞
前日から寝かしていた生地を広げて、小さなピザも作りました。一度生地を揚げてから焼く、特別な美味しさのピザです。
その他、私のお気に入りバニラビーンズとオリーブオイルで焼く海老、こだわりの自家製ドレッシングとサラダなど、簡単ながらフィリップが心をこめて準備しました。みなさんに大変喜んで頂いて、とても嬉しかったです。
お料理に合わせて男性陣が楽しんだのは、最近フィリップがお気に入りの、お手頃で美味なるフランスワイン。八戸市カブセンターで手に入れることができますよ。
さて、デザートは若いパティシエたちにタルトをテーマにお願いしてありました。慈子さんがチョコレートと自家製フランボワーズのタルト、そして翔くんはさくらんぼのタルトを作って来てくれました。魅力的で心地よい味わいの2種類のデザートを、みんなで堪能させて頂きました。今回初めて会った二人に、フランス語で自己紹介をし合ってもらったりして。隆悦さんは、数回のレッスンでもうこんなに話したり理解したりできるものかと、感心していらっしゃいました。
南部町 KEKU Café(ケクーカフェ)パティシエの慈子さんと
Angélique(アンジェリック)弘前店パティシエの翔くん
みなさんとの幸せなひとときを振り返る、水曜日の昼下がりであります。
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